なんとなくブログ

僕の生活や思いをwhatwhywherewhohowの4w1hを意識しながら文字と絵で綴ります。

海中都市のように青く染められた町の景色。

僕はなんだかこの先ずっと自分がブログを書き続けていくような気がする。

 

ブログというのは僕であって僕でないものが

 

全てをさらけ出すことによって自分の人生に向き合う術だという気がするんだ。

 

何を書いていても一歩引いたところからそれを見て、自分の間抜けさ、悲しさ、怒りさ

 

えも何か一つの、自分とは切り離されたものとして見て面白がれる気がするんだ。

 

ひょっとして向いているのかもしれない。

 

話は変わるけど、今から書くのは、悲しかったこと、そして何かが胸に引っかかっていることだ・・・。

 

きっと僕がブログに何かを曝け出そうとしているのは、なにか胸につっかえたままの、

 

自分一人の中には収まり切らないものがあるからだと思うんだ。

 

今は何かに完全に集中できている時に感じられる心の穏やかさがあって、とても気分が良い・・・。

 

母はある日、僕に言ったんだ・・・。あれ?笑  何を書こうとしていたんだっけ?

 

少し遠回りして他のことを書いていたせいで忘れてしまったよ笑

 

じゃあ、もう一つ、頭に思い浮かべていた、僕の過去のある地点について書こうと思う。

 

ただ、今頭の中に浮かんでいるのは一枚の絵のような情景なんだ。

 

それをどうやって表すか考えることはとてもむづかしいな・・・。

 

よし、印象的な点を一つづつ述べていくことにしよう。

 

まず、空は少し暗くて、周りはその暗さにちょうど釣り合った静けさに包まれている。

 

明かりはごくわずかで、その場所の近くの木が生い茂った通り道と、そこから出てから

 

も続く蛍光灯の、弱々しく孤立した、何も照らしやしない光だ。

 

僕はそんな道を、なんの目的もなく歩いている、歩くこと自体が目的であるかのように。

 

あたりを包む暗さは世界を海中都市のように青く染めている。

 

僕は、ただどこまでも続いていく長い道を歩く途中、道沿いにある高校の前を通りかかった。

 

僕はぼんやりと学校を見つめた。不思議と目が離せないような気持ちになっていた。

 

しかし何かに終われるように歩みを止めることもない。

 

僕はその時高校に通う年齢でありながら、社会のどのような組織にも属さずに過ごしていたと思う。

 

きっとあの学校の佇まいにそうした自身にそぐわない憧憬の眼差しで見ていたのだろう。

 

僕はあの頃、自分が学校に通いたいのだということに気づくことさえできなくなっていた。

 

僕は何かを眺めていた。なぜか目が惹きつけられていた。それなのにただ見るだけだった。

 

まるで憧れの女の子でもいたみたいに、心奪われながらに無自覚だった。

 

 なぜか今胸が締め付けられるような気持ちだ。ああ、理由なんて知りたくないな。

 

ふと思い起こすだけで、美しささえ讃えるその光景。

 

ありふれているはずのその情景は

 

いつの間にか過ぎ去って遠ざかっては戻らない日常

 

人はそれを過去というのだろう。

 

だからすべて今抱いてる思いだってただの過去なんだ。

 

ただの影なんだ。っていう、俺の中のアジカン的な何かが書かせたやつ。