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俺は自分が今何をすべきかわからない。
仕事をやめて一ヶ月、心を開ける人もいないし、
あらゆる人と(その人がどういう人であれ)うまく打ち解ける自信がない。
自信がないのが一番の問題だろうけど、今まで俺の人生は散々だったんだよ。
誰もが俺をどこか小馬鹿にしているような気がし始めたのはきっと中学の頃からだろう。
元はと言えば、もともと小学校で中学に上がる直前に仲良くしていた奴らと疎遠になって、しかも別の小学校から上がってきた人たちとうまく馴染めなかったせいで、
もともと俺個人の非社交的(自閉的?)なところが出て、居辛さしか感じることができなくなったということだろう。
ここまではきっと誰も悪くないんだ。
しかし俺は中学校の時点で不登校になってしまった。これが問題だ。
そう、これが一番大きな問題だったんだ。
なぜならそのせいで俺は陰気になって自信を無くしたから。
でも最低限社会に出る必要性や将来社会人としてやっていく為に必要な知識を身につける機会を失ってしまったこと、それがもっともまずかった。
今ならわかる、誰も悪人ではなかった。誰かのせいでこうなったわけじゃない。
俺は今、そういう経緯で、人よりも学んだことや経験したこと、が少ない。
だから、過去の経験でしか物事を判断できず、感情的に複雑になってしまうことが多くなっているのだろう。
もっといろいろな事に挑戦したり、いろいろなことを学んだりしなければ。
欠けてるものがあるからこそ何かを求めているんだ。
一つの悩み事を大事にしすぎるのはよそうと思う。
たとえ苦しみや悩みが無くせなくても胸を張って生きていこう。
誇れるものはきっといずれ手に入れられるだろう!