ジャッキー版のベストキッドを見たので感想を書いてみる。
ベストキットはあついぜ
俺はこのブログで中井か書いている通り不登校児だったので
わりといつのまにか思春期以降はいじられ体質いやそれどころかいじめられ体質
になってしまったのだと思う。普段の生活の中で人と関わっていていつもなんとなく
馬鹿にされているという意識が抜けない。
それはただ病んでいるだけで他の人は関係ないか。
まあ今日はそんな俺にとっては普通の友達いっぱいなリア充よりも
この映画は熱くなれる自信がある!
こういう格闘技を通して男の子が強さを獲得していく、壁を乗り越えていく、
そういった王道な話は割と好きな方だ。
内容の方だが、そういえばなんで主人公親子はわざわざ中国に引っ越したんだろう?
もともとはアメリカか?どこにいたのか知らないがいきなり空港あたりから話が始まったせいでよくわからなかった。
主人公のお母さんは向こうよりもこっちは何もかもが良いわ!とか言ってるけど
東京住みというのは意外に恵まれてるほうで理解できないのだろうか、ちょっとなにいってるかよくわからないですという感じだ。
ジャッキーが急にトラックで写真出して泣き出したところも子供の前で泣くなよという気持ちが若干あって微妙な気持ちだった笑
ただあれは年関係なく心が通じる、のちのジェイデン君主導で修行を再開するシーンのためには必要だったのだろう。
車を直しても何も戻らないというジャッキーの姿は人生の非情さを感じた。
ああ、無常という感じだった。(言いたいだけ
ジャッキーは結局ジェイデン君に出会う前と後では彼もだいぶ人間としての暖かさを取り戻せたのではないだろうか、今振り返ってみてそんな気がした。
(子供の前で泣くなとか言っておいてだけど・・・笑
ジェイデン君のライバルのいじめっ子の師匠みたいに、非情にだとかトドメを刺せだとか、躊躇せず破壊しろ!みたいなわかりやすい悪役感は、もしかしてジェイデン君がそいつの弟子に勝ったからOKという話ではなくて、あのジャッキーの過去の悲しみを背負って、というか知った上でなお修行を受けて戦ったようなところの、人としての強さもあってこそ勝利の意味があると思う。
う〜ん、でもこれをうまく表現するにはどんな文章を書けば良いんだろう??
ジェイデン君は修行をする日々の中でジャッキーの悲しみを知って、その上で修行をして、というかジャッキーと共に過ごして、女の子に友達ではいられないと言われたのに家にいって相手のお父さんと話をしたのだって、現実だったら、あっそ、別に無理をして友達でいなくていいよ、で終わる話だけど、ジャッキーみたいにどれだけ慕っていても会うことや声を聞くことさえ叶わない悲しみがあることを知ったからこそ、ああいう行動に出る意味も出てくるんじゃないかっていう。
そういう悲しいことを知ったことで人生の一つ一つのことが大事に思えてくる、みたいなね。そういうのがないと、たまたま良い先生がいて、しかも都合よく熱心に指導してくれて、大会出場にも付き合ってくれて、だから余裕で勝てました、なんていうどうでも良い話でしかない。
あーー、でもなんかおれもおっさんくさい理屈で映画の感想を語るなんて悲しいな笑
まだ20前半だってのにほんとジジくさいよ俺は笑