後悔の中の青春
僕は後悔しています。
引きこもりであったことを。このことは何度言っても気持ちが変わらないでしょう。
そしてこれを思うたびに引き起こされる気持ちは後悔でしょう。
僕は後悔の中で多くの人を憎んだり許したりしました。
そして自分自身もそのうちの一人でした。
僕は10代後半の青春時代のほとんどを自分の部屋の中で過ごしていますので、こうした後悔の中に近頃、自分にもこんな青春があったんじゃないか、と思うような人生の岐路を見つけることがあります。
そうして心に思い描く現実よりも少し明るい過去のifは、僕の青春そのもののように思われ、とても切ない気持ちを伴って描かれます。
そうした思いを感じるたびに、人生の瞬間瞬間の貴重さや、自分の愚かさを感じて、後悔の中で人生を学び直しているようにも思えます。
そのことで昔は随分と悩み苦しんでいたようにも思いますが、近頃は過去を思い返すことでも、人生はさらに豊かになるのではないかと思えるようになりました。
こうした気持ちの変化をここに記せることを嬉しく思います。
以上。